2019年6月26日水曜日

【活動報告】ゲスト講師として参加してきました!



仲人れい子事務局です。

2019年6月14日に、代表の榎戸が都内にある某大学にて行われた講義にゲスト講師として参加いたしました。

講義のテーマは、「政治と社会参加」。
障がいのある方の恋愛、結婚について事例を交えながら、仲人として現在取り組んでいる活動内容など話題提供いたしました。。
こちらは、昨年に続き2回目の講演となりました。


◆講義に参加された学生さん達の感想◆(一部抜粋)

・健常者、障がい者の求める事や現実の違いであったりマッチングが難しいんだと感じました。
マッチングするためにお互いを理解していくことが大切なのかなと思いました。
そして、国際結婚という選択肢がある事には驚きでした。

・健常者だけではなく、視覚障がいに向けたアプローチを行なっている榎戸さんはとても勉強になる事が多かったです。
何かを考え、自ら行動してることは凄い事だと思いました。


・障がい者とは言え、婚活は皆平等にやるべきという考えにとても驚いたのと同時に、納得する事ができました。
それぞれの恋がある中で、共通しているのは好き同士であるべきという事だと思いました。
私がもし障がいのある子供の親だったら、結婚しようと決心してくれた相手がいる事にとても感謝と喜びを感じるなと思ったのですが、反対する親がいることに驚きました。
また障害があっても、国際結婚をする機会があるのを初めて知り、驚きました。
自分が知らない婚活の話を聞けて興味深かったです。

・榎戸さんは、障がい者だからといって優しさだけでなく、ここができないなら出来るようになってから来てくださいなど、厳しい言葉もかけて成長を促していける行動などにすごいと思いました。
また、障がい者を主とした婚活、恋活サポートの存在もこの授業を通して初めて知る事ができました。ありがとうございました。

・障がいをもつ家族にとって結婚は安心できるが、するのは難しいと思いました。

・障がいをもつ方々の婚活や恋活の現状について知ることができて大変興味深く拝聴しました。
特に私は、婚活や恋活の活動もグローバル化という様相を呈してきている事に驚きました。
日本人の持っている障がい者への意識と、外国の方の持つ障がい者への意識の違いが逆に功を奏している面があることはとても興味深く思いました。

・障がい者に対しての婚活を促進させる事業を手掛けているのは、素晴らしいと思いました。
その他にも男子力・女子力アップイベント、冠婚葬祭マナーイベントなどもあり手厚いと感じました。
相談者の親から怒られるなどの事もあり、また障がい者のコミュニケーション伝達も難しい事から、難しい仕事だなと思いました。

・今日の授業で色々なお話を聞いて、女性の方がやはり理想が高いのだなと思いました。
また、国際結婚に関しては、アジア人の方が多いということが分かりました。

・男性の方は自分を低く見る傾向があり、女性は気が強い方が多いというお話のなかで、その時は、笑って聞いていましたが、女性が気が強い方が多いのは障がいがある事で生じる様々な困難から自分自身を守るためにそうなったのでは、と授業が終わってから思いました。
そういう所もこれからは知っていきたいと考えています。

・私はそもそも障がいのある方向けの結婚相談所があるということ自体知らず今回、初めて知りました。
障がいのある方と結婚した健常者の親御さんがぼやきたくなる気持ちや健常者と結婚したい障がいのある方の気持ちの事例を紹介されていましたが、そう思う気持ちもあるだろうなと思っていましたが、それはただ結婚するという事ではなく、介護者を探しているだけと仰っていた事が非常に心に残りました。

・視覚障がい者の方々の恋愛・結婚事情を始めて知りました。
聴覚障がい者同士の夫婦の話を以前ニュースで見て少し大変そうだったので、全盲同士のカップルはもっと大変なんだろうなと思っていたのですが、それぞれ自立していれば健常者のカップルと変わらないという事を知ってびっくりしました。

・私は「障がいがあるからこそ線引きが厳しい」という言葉が印象に残っています。
健常者と同じ質の婚活ができるように配慮されている事が伝わりました。
また、国によって価値観が異なる事に驚きました。
確かに、外国の方は男性の薄毛を気にしないと聞いた事があります。
そうした違いを出会いの場で活かす事はナイスアイデアだと思いました。
さらに、榎戸さんが成婚後もサポートを続けている事にも驚きました。
結婚式でのケーキ入刀とブーケトスの話が印象的です。
工夫すれば皆が楽しめる結婚式になるんだと分かりました。
でも、サポートしすぎると頼りない男に見えてしまう葛藤がある事もも知りました。

・障がい者の婚活に携わるという貴重な経験だけでなく、仲人としての様々なエピソードを聞けて、とても勉強になりました。
まず、こういった事業があること自体初耳でした。
また、障害を持っている方は持っている同士で付き合った方がうまく行くことが多いという事にも驚きました。
健常者は何を求めてここに婚活をしに来ているのかが少し疑問です。(可能性を広げるという意味であったらもっと大手の方が母数が多いため、人がたくさん見つかりそうだし、サポートをしたいと少しでも思ったらここで求めている結婚という関係とは変わ
って援助者という風になってしまいそうだから)質問にも答えてくださって嬉しかったです。

・どんな障がいがあったとしても、結婚は素晴らしいものだと伝えるためにこのお仕事を始めたとお聞きし、素敵だなと感じました。
障がい者同士の結婚でも、健常者と障がい者の結婚だとしても、それぞれ助け合って生きているという言葉に感動しました。

・そもそも、自分は障がいのある人達の婚活や恋活などを知らなかったのですが、婚活の現状や、海外の方と結婚する事もあるという事を聞き、驚きました。
また、自分が親として、障がいのある子供が居たと想定した時に、もし自分が亡くなってしまう時に、子供一人になってしまう事を考えると、お子さんの婚活に積極的になる親御さんの気持ちも少し分かる気がします。
しかし、過保護になり過ぎる事により、自立する力があるにも関わらず、自立できていない人がいる話を聞いて、難しい問題だと思いました。

・視覚に障がいがあり婚活や恋活を諦めてしまっている方にとっては、人生を更に楽しくする為の良い機会であり、これからの日本の社会でもこの様な機会が増えたら良いなと思いました。


以上です。


仲人れい子事務局